日曜日は
お着物じゃなくって
浴衣に半襟、足袋で、着物風にしてお出かけしました。
浴衣を午前中から着るのは
私的にはちょっと野暮ったい感じがして嫌なのです。
かつて、浴衣はバスローブみたいなものでした。
現代では、多くの人が着物を着る習慣はなくなり
浴衣がバスローブからお出かけ着に昇格しつつありますから、
(柄や素材にもよるけど)
別にそんな堅苦しいこと言うことないかもしれないけど
これは趣味で着物を着る私のポリシーみたいなものですね。
浴衣は
竺仙の奥州小紋。
経糸で絣を織り出した手織紬の風合いに似た綿生地に
中形の型紙で染め上げたものです。
社会人になってすぐの初ボーナスでこの浴衣を買いました。
新宿の
伊勢丹で買ったのですが、
ここの浴衣売り場は、毎年充実した品揃えに圧巻です。
おばあちゃんになっても着れる位、渋いので
店員さんにそれとなく反対されたのを記憶しているけど、
着物のことを知ってからこれを見ると
確かに相当渋いと思います。
でも着物の醍醐味は帯や小物の組み合わせしだいで
色々な年齢にあうコーディネートなんかも楽しめるところです。
この浴衣を選んで本当に正解だったなあと思っています。
というわけで、
この日はアンティークの絽のピンクの帯を締めました。
帆立船にカモメが飛んでいるんだけど
遠目からだと帆がタケノコに見えてしまいます。笑
帯芯が柔らか過ぎて、かわいいのけど締めづらい帯です・・・。
帯揚げは絽で絞りの蝶が飛んでいます。
半襟はガーゼのようなレースの花柄で
うっすら青でむら染めしてあります。
しっかり半襟ですが、長襦袢を着ていません。
半襟を筒袖で、太めの襟がついた肌襦袢に直接縫い付けています。
下は、絽の裾よけです。
補正はウエストにしています。胸や肩の補正は省いたので
やっぱり帰りにはかなり着崩れました。ちょっと後悔。
でもまあ、周りの人は気にならない程度でしょう。
帯締めはきりっと紺色の夏物。
淡い色や白も試しましたが、
なんか締まりがなくて気持ち悪かったので・・。
足袋はレースのソックスタイプ。
草履はおばあちゃんからいただいてきたパナマの台に
新しく鼻ををすげ替えました。
バッグはインドネシアのかごバッグです。
髪型はてっぺんに前方向に三つ編みをしてねじって留めてみました
なかなかかわいかったし、これは洋服でもいけそうです。
ピアスは友禅柄の和紙で作った薔薇で
誕生日(8/24)プレゼントでもらっちゃいました。
鳩居堂のものだそう。
眼鏡は出来上がったばかりのちょっと変わっているけどすてきなやつです。相当ご機嫌です。
みなさ〜ん 浴衣の時期真っ盛りですよ
さてさて着てお出かけしましょう!