今シーズン初の銘仙。
着物の中で一番好きな素材です。
色といい、柄といい、艶といい、着心地といい。
また、よそいきじゃなくて、普段着なところが好きです。
作り手も絶えつつあり、絶滅の危機にあった銘仙ですが、
ここのところのアンティーク着物のブームで、
ファンも増え、需要が増え、復活させようという動きがあり
復活してきているそうです。
でも、色柄の大胆さはやっぱり昔の銘仙にはかなわない気がしています。
今日の銘仙は竹柄。去年だか一昨年だかもう忘れましたが、
くるりにふらっと寄った時に、出会ってしまいました。
値段がついていないので恐る恐るいくらか聞いてみると
なんと!3000円!というわけで、即決でした。
八掛が、黄緑色で袖も長めで愛おしい。
昔の着物ということで裄も丈も短くはありますが、可愛いので大好きです。
しかしながら、布も糸もかなり弱ってきています。悲しい。
あと何回着れるんでしょうか・・。
洗い張りして仕立てなおすことができるものならそうしたいです。
洗い張りしたら裂けてしまいそうです。
布って確実に弱るんです。
特に銘仙は、裂けやすいみたいです。涙
半襟は先週の着物と同じa href="http://www.liberty-japan.co.jp/l" target="_blank">リバティーの布。
帯揚もお揃いにしました。
半襟と帯揚げを同じのにするのコーディネイトをまとめるのに
とても便利なちょい技です。
帯は、友達のおばあちゃんのもので、頂き物です。
渋い色ながら柄が可愛い好きな帯だけど私にはちょっと短い・・・。
帯締は端切れで作った、お手製。
太めで、アンティーク感を醸し出してくれます。
足袋は
分銅屋さんのからし色の友禅足袋。
春に京都に行った時に買ったのをおろしました。
ちなみに
先週とは色違いのものです。
雨が降りそうだったので、下駄は母の利休下駄。
譲り受けたときピンク色の鼻緒でしたが、
ビニール製でストライプ、つぼが赤の鼻緒にすげ替えました。
ぐっとモダンな印象になりました。なかなか素敵です。
爪革持参で出かけました。結局使いませんでしたけど。
降られなくてよかった。