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    • 2014.06.18 Wednesday
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    『緋牡丹博徒』

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      日本女子のソコヂカラー映画に見る着物手本 と題して、映画やっていて
      『ツィゴイネルワイゼン』を見たとレポートしました

      もう一つ見たいのがありました。
      それが
      緋牡丹博徒


      私が生まれる前くらいの時代のヤクザ映画です。
      主人公は、緋牡丹のお竜。

      私の年代でヤクザ映画というと、
      『極妻』。がんばって?『仁義なき戦い』を思い出す位ですが
      任侠映画って流行った時代があるようで他にもいっぱいあるんですね。
      (最近のって何があるのででしょうか?)

      博徒(ばくと)と言っている時点でかなり古いけど
      その、「博徒(ばくと)」とは賭博を常習とする者また、賭博をもって業となす者のこと。
      私の中では江戸時代なイメージです。

      女博徒の緋牡丹のお竜がいつも締めているのが
      ベーシックな博多帯です。
      白地に黒の独鈷柄で
      矢の字に結んでいます。

      着物はしゃりっとした紬で、細かい柄か無地の白か黒。
      帯揚げの赤が効いています。

      もちろん裾よけは赤です。
      衿は鋭角に決めていて、
      襟元からのぞく肌襦袢の小衿の赤が
      色っぽすぎです。
      そして、とても粋です。
      私も博多帯欲しくなりました。
      もちろん独鈷柄。
      多分買います。笑

      ヤクザ映画ってシリーズ物が多いようで、
      緋牡丹博徒もシリーズ化していて
      確認しているだけで6作くらいあるらしいです。
      折りをみて鑑賞したいと思っています。



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      『着物女のソコヂカラ』

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        以前、ブログに書きましたが
        日本女子のソコヂカラー映画に見る着物手本 と題して
        着物という目線で選びつつも、
        作品的にも最高峰の日本映画以下の7本を上映する映画特集上映が開催されたのを機に発売されました
        着物女のソコヂカラ


        特にソコヂカラって言う内容ではないです。
        ビジュアル本です。
        モデルさんも可愛いし
        映画の台詞がちりばめられていて
        おしゃれに作ってあります。


        着物界では有名な
        豆千代さんと石田節子さんが
        日本女子のソコヂカラー映画に見る着物手本の7本の映画それぞれからインスピレーションを受けて
        コーディネイトをしていたり
        実際、映画などで衣装を担当している方の話が載っていたりと、
        着物を映画という視点でとらえている解説本としては新鮮だし面白いです。

        私のように着物好きが
        映画を見た後に読むとフムフムと思えると思います。

        実用書ってことらしいのですが、
        コーディネイトが日常にそのまま役に立つとは思いません。
        でも別にそのまま真似する必要もないでしょ?

        緋牡丹博徒のお竜風とかツィゴイネルワイゼンの奥さん風というように
        どのツボを押さえればその雰囲気になるのかというのは
        着物遊びには参考になりますよ。

        そして、こんな合わせ方もあるっていうのを見ておくことや
        その合わせ方が好きか嫌いか感じることは
        色々勉強になるとは思います。


        こちらもご覧ください。


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        たいやき御三家〜その二 麻布十番 浪花家総本店

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          麻布十番『浪花家総本店』
          四谷見附『わかば』
          人形町『柳家』

          と、東京の”たいやき御三家”というのがあるらしいということを
          以前書きましたが、
          そのうちの一つ、麻布十番『浪花家総本店』に行ってきました。
          創業明治四十二年(1909年)で
          鯛焼きの発祥の店であり、
          また、『およげたいやきくん』のモデルになった店でもあります。

          現在、店舗ビル新築中で
          naniwaya cafe(麻布十番温泉の向かいあたり)にて営業になっているんですが、
          やっぱりすごい人気らしく、
          日曜日の夕方で、行列はできていないまでも
          「お持ち帰りは2時間待ちだから予約してね。イートインは30分待ち。」
          と言われたので、一服がてら、イートインしました。

          大阪から東京・日本橋に
          その当時流行っていた今川焼で一旗あげようと
          上京してきた神戸清次郎さんは浪花っ子で商売上手。
          ただ丸いだけではつまらないので、鯛の形にして
          「1銭でお頭付きの鯛が食べれる」と売り出したところ
          「めでたいことだ」と大当たり。
          戦前は、都内に浪花家さんのフランチャイズが150店舗ほどもあったそう。
          野球が流行ればホームラン焼き、
          ドイツから飛行船でツェッペリンがやってくればツェッペリン焼きなど
          色々な形の今川焼を作った様ですが、
          やっぱり一番人気は、縁起の良い鯛焼きだったそうで、
          昭和28年から鯛焼き一筋に絞ることにしたそうです。
          その後、
          麹町、四谷、高円寺といろいろと移ってきて
          現在お店がある麻布十番の地にお店を構えたそうです。
          初代の甥、父の源次郎さんは、初代から15歳で餡の煮方を習い
          焼いた鯛焼きの数はなんと1200万匹を超えるそうです。

          お店にいらっしゃっる
          蝶ネクタイにちょびヒゲにコック帽がトレードマークの
          チャーミングな方は神戸正彦さん、浪花家の4代目です。
          その日はピンクのワイシャツでした。
          元気よく「いらっしゃい」と言ってくださいますし、
          お客さんとしばしばお話をされたりしてらっしゃいました。

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          柳家同様、1ヶずつの金型で焼いていました。

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          皮はぱりっと薄く、表面に餡が透けてしまっているくらいです。

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          本当に薄い皮。

          餡はしっぽまでしっかり入っています。
          その餡は、ほっくりあずきの香り高く
          ちょっと甘めだから
          2,3匹ぺろりと食べれるというよりは、1匹食べれば満足できる感じです。
          お茶がすすみます。

          たいやき1尾と急須で出てくるお湯足し放題のお茶(ほうじ茶or煎茶)で600円。
          かなり幸せになれます。

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          2匹食べた訳ではなく、お友達のと自分の分です。あしからず

          鯛焼き以外にも焼きそばやあんみつ、和三盆ロールなどもたべられるけど
          やっぱり鯛焼きですよね。

          おみやげは1匹150円。

          浪花家総本店の仮店舗で、浪花家総本店が経営しているカフェ
          今はこちらでたい焼きも頂けます。
          麻布十番温泉の向かいあたりです。
          07032513.jpg


          ナニワヤ・カフェ Naniwaya Cafe
          address:東京都港区元麻布3-11-5
          tel:03-3746-8820
          open hour:11:00-21:00(LO20:00)
          closed : 火曜日

          こちらは2007年3月現在改装休業中
          浪花家総本店
          address:東京都港区麻布十番1-8-14
          tel:03-3583-4975
          fax:03-3583-5670
          open hour:12:30〜18:00
          closed : 日曜日
          access:営団地下鉄南北線 都営地下鉄大江戸線 麻布十番駅



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          半襦袢の完成

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            4月からの浴衣制作を目前に
            半襦袢が完成しました。

            胸紐と衣紋抜きも付けてみました。
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            簡単に着たのがこんな感じ。撮影は先生。
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            以前の記事に書いた、
            長襦袢を洗い張りに出し、反物に戻ったもので袖を作っています。

            半襟は、絞りの古布を買ってきてつけました。
            絞り大好きだけど半襟は初めてです。

            紬なんかによく合いそうです。
            お対の裾よけは、浴衣完成後の制作になります。
            半襦袢だけでも、もう少し続く袷の時期に来てみようと思います。
            単衣の袖なのでちょうど良さそうです。

            袖のチラチラ見えるところを
            赤い部分は赤い糸、白い部分は白い糸で縫ったのが
            大変だったけど仕上がりに満足です。

            長襦袢が生まれ変わったしね。


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            『江戸意匠 Vol.01「床の間から日常へ。」』

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              江戸の伝統技術と心意気を現代に継承する名工と、道具達を日常生活のシーンに
              復活させたいと願う新進気鋭のデザイナー&クリエーターが取り組む
              正真正銘の MADE IN JAPANプロダクツ「江戸意匠」が誕生しました。

              気になったので、GALLERY le bainに見にいってきました。

              伝統工芸と言われるもの、今回は、
              万年筆、組紐、表具、鼈甲(べっこう)、錫(すず)、江戸切子、桶の職人と
              デザイナーやクリエーターがコラボレートしています。

              見慣れた醤油メーカーの醤油入りの醤油差しに江戸切子でつけられた亀甲模様、
              靴ひもになった組紐、
              マネークリップを大きくしたような形の鼈甲製の名刺ホルダー などなど
              全てが良いアイディアと思った訳でもないですが、
              全体を通して、面白かったです。

              伝統って昔から伝わるものを守り通せば良いというものではなくて
              時代に則してどんどん変わっていかないとなくなってしまうと思います。

              工芸の世界では、職人自身がデザインすることも多いと思いますが、
              技術をそれほど知らないデザイナーたちが自由な発想でデザインを提案するのは
              面白い試みでしょうし、
              双方にとって刺激的なことじゃないかなあと思いました。

              ギャラリー自体広くないですし、展示の量もとても多い訳ではないのですが、
              なかなか興味深い展覧会でした。
              江戸意匠って名前もかっこいい!

              江戸意匠は、こちらにホームページも開設予定で、5月にオープンするらしいです。
              そして、続くであろう第2弾も楽しみです。

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              ori HIGASHIYA 茶房編

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                以前紹介した和菓子屋さんHIGASHIYAの気になっていた、茶房に行ってきました。
                昼間は、昼懐石と和菓子とお茶のセットが頂けます。

                何度かここへ来ることはありましたが、
                茶房は初めて。

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                空間も端正。スタッフの動きさえも端正です。
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                細く美しく巻かれたおしぼりさえも・・。


                まずはつきだし、ざる豆腐2種類。
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                ほんの一口のざる豆腐ですが、
                こくがあり、
                味わいの違いがはっきりわかりますし、
                甘みもあるおいしいお豆腐でした。
                お塩で食べてもまたおいしい。

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                友達と二人で行きましたが、
                つきだしやお菓子の器、お抹茶の碗が違うので出していただいたりというのが
                また一興でした。

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                そして曲げワッパに入ったおかずたち。
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                ちりめん山椒や卵焼き、煮物、焼き魚など
                ちょっとずつ色々な種類頂きました。

                嬉しいのが、6種類のお新香。
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                千枚漬け、しば漬け、つぼ漬、辛子茄子、生姜の漬け物、ワラビの漬け物、
                漆に細い唐草柄の入った器も可愛いのですが、
                彩りもお味もどれもおいしいお漬け物。
                特に真ん中の辛子茄子がよかったです!!!

                ご飯はお変わり自由ですとのことでしたので
                おかわりしちゃいました。
                おひつも曲げワッパです。
                スタッフの方のご飯のもり方もきれいに盛ってくださいます。

                終止ゆったりとした時間が心地よーく過ぎます。

                こだわりにこだわり抜かれた器たち自体ももちろん美しいのですが、

                端正という言葉はこんな時に使うんじゃないかって思うくらい
                全てのものは丁寧にそして、一番美しくそこに配置されています。

                ちょっとした緊張感さえ感じました。

                カウンターにしまわれている椅子が、一番美しく見える距離さえも計算されつくし、
                全てその距離上にまっすぐに並べられていたりします。

                そういうのを神経質で好きじゃないって言う人もいらっしゃるかもしれませんね。
                私は結構好きですけど。

                食事中はほうじ茶を頂きながら、
                和菓子は、色々選べましたが、
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                今が季節の道明寺の桜餅を抹茶と一緒に頂きました。
                カウンターでお茶をたてていただけるので目にもおいしいわけです。

                ランチをしに行っただけではあるんですが、
                完璧なまでなその空間で、

                そこは、決して無駄に派手でもないし、
                むしろシンプルを極めていて、
                それでいてこだわりが詰まった美しい空間でした。
                私は、茶道のことなど全くわからないのですが、
                お茶室とかもそんな感じなのかしら?と思いました。

                一つ一つ何でも大切にしながら、食べたり、飲んだり、
                一期一会とか・・・。

                いろんなことを感じました。
                HIGASHIYA
                また行きたいです。今度は目黒の方にでも。
                ori HIGASHIYA
                address:106-0031 東京都港区西麻布3-16-28 1F
                tel:03-5786-0024
                fax:03-5786-0048
                open hour:ギフトショップ 11:00〜20:00
                     :茶房 12:00〜25:00(日曜のみ20:00まで)
                closed : 月曜日



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                気が早いかもしれないけど、もう浴衣

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                  今年の浴衣。
                  そう、7月の完成に向け
                  和裁教室では4月から浴衣を縫い始めます。
                  初めての長着です。

                  高校に家庭科で浴衣を縫った事があるとはいえ
                  よく縫えたなあ・・・と今では感心です。
                  その浴衣は今でも活躍していますよ。
                  その浴衣はこちらこちらをご覧ください。


                  高校時分によくこんなの選んだなあと思ってしまいます。
                  別に大人になっても着れるものを!って選び方をした訳ではないんですけど。
                  浴衣であまりカラフルなものが好みじゃないあったのかなあ・・・
                  店員さんには地味と言われるし、
                  当時は半幅帯も黄色か赤が定番中の定番。
                  今のように素材も色もありませんでした。
                  その他にも何か!!!という時に、どんな帯を合わせたら良いのか
                  皆目見当がつかなかったのですから・・・。

                  赤ちゃん甚平女物肌襦袢男物肌襦袢、まだ途中のうそつき襦袢
                  と縫ってきました。
                  とうとう?!外側によく見える着るものですから。

                  前回の記事で、和裁教室で竺仙さんに行ったことをレポートしましたが、

                  私は買っていません。
                  竺仙の浴衣一枚持っているからです。

                  どうせなら持っていないものを試したいというのが
                  着物コンポーザーの欲張り根性なのです。

                  で、とうとうあこがれの絞りの浴衣を手に入れる事にしました。

                  こちらです!!
                  じゃーん。
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                  全面絞り。柄が大きいこと。
                  麻の葉の柄が入っていたので、選択のポイントになりました。

                  有松鳴海絞り。
                  愛知県名産の有名な絞りです。
                  江戸時代の初めに、絞り開祖竹田庄九郎らがはじめたもので、
                  尾張藩の特産品として、藩が保護したこともあり、ずいぶん繁栄したそうです。
                  旅人が故郷へのお土産にとこぞっててぬぐいや浴衣などを買い求め
                  街道一の名産品にまでなったようで
                  北斎や広重の浮世絵にも、鳴海の宿は有松を描かれています。
                  昔の繁栄がうかがえる美しい町並みが今も残っていて、
                  200 年を経過した貴重な文化財となっているそうです。
                  その景観は、名古屋市の町並み保存指定第一号として、また全国町並み保存連盟の発祥地だそうです。
                  一度は訪れたい場所です。
                  訪れたら、また絞りの浴衣手に入れたくなりそうですよね。笑

                  詳しい記事をこちらで見つけました。

                  てぬぐいの豆絞りも元祖は有松鳴海絞りです。
                  こんなのが元祖です。

                  豆絞りという名前だけが一人歩きして
                  絞っていなくても、
                  注染の型染めで、豆が並んでいるものを豆絞りって呼んでいますよね。
                  私の赤ちゃん甚平の柄みたいに。

                  豆絞りの作り方など
                  SOUSOUさんのページに色々紹介してありました。ご覧ください。

                  400年の歴史を持つ有松鳴海絞りの産地でも
                  いまでは張正(はりしょう)さんでしか作れないものだそうです。
                  貴重な技術ですね。
                  SOU・SOUさんで売られている豆絞り風呂敷が欲しいです。
                  2800円とは良いお値段ですが・・・。


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                  しかもやっぱり 大人の女は藍染めでしょう!!!!(あまり関係ないです。好きなだけです。)
                  鏡越しに、合わせてみちゃったりして。

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                  巾だし前は、絞りの帯揚げのようにぼこぼこですが、
                  今は若干まっすぐになっています。
                  と言っても、細かくぼこぼこしているのはわかりますけどね。

                  絞りの反物、私にも縫えますか?と、和裁の先生に確認したら、
                  大丈夫よってことでしたが、ちょっと心配だったりして。

                  でも出来上がるのが楽しみです。
                  進行状況はまたレポートしますね。
                  スタートは4/4です。


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                  日本橋をそぞろ歩き

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                    日本橋をそぞろ歩きの日の着物。
                    カジュアルな気分で合わせました。
                    07031516.jpg

                    グレーに赤い十字の絞り?羽織。
                    頂き物の羽織です。
                    鹿の子ではないのですが、
                    表面はぼこぼこしていて絞りの一種?ような感じです。
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                    でもちょっと痛みが激しく実はシミだらけ。
                    気に入っているとはいえ、着ていいものか・・・。
                    目立たないからいいかな〜と着てしまいました。
                    脱ぐときに裏地は見せられません。苦笑


                    着物。
                    オレンジ色のざっくり紬。
                    厚手の紬なので
                    この季節にはぴったりです。
                    そろそろ着納めかもしれません。

                    名古屋帯。
                    モザイクのようなデザインのカラフルな織りの帯。
                    ヤフオクで手に入れたお気に入り。
                    私にはちょっと寸足らずで、重い帯ですが、
                    毎回頑張って締めています。
                    今日は銀座結びにしてみました。
                    短い帯で締めているものですから、
                    ちょっと手が短くてバランスが悪いかしら・・・。
                    そして、モザイク柄も三分の二しか見えていません。
                    (本来は、お腹の部分が全面モザイクな帯です。)
                    でも、カジュアルな感じにするには
                    帯枕がないから気楽で一つの選択肢としてはいいのかもしれません。
                    帯の長さが十分にあるって言うのが条件ですけどね。

                    オレンジの紬は
                    可愛いけどやっぱり色味は地味めです。
                    なのでそんな時はカラフルな帯を合わせたくなります。
                    色っぽい着物への道はまだまだ長くて険しそうです。

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                    半襟
                    前回と一緒ですが、リバティーの布です。
                    真っ白もいいですが、華やいでいいと思いませんか?

                    帯揚
                    絞りの黄緑色。
                    春を予見する黄緑。
                    この季節には最多出場です。

                    帯締
                    水色に青のドット。
                    これまたさわやかさをアップ。


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                    畳表の草履
                    最近こればかり履いてしまっていますが、
                    また畳表に印伝。
                    白足袋でもこんなカラフルなネル足袋でも合わせやすいのです。

                    ネル足袋
                    随分春らしい気候になって来たと思ったら
                    寒さが巻き返して来たので
                    こんな時にネルはありがたい。



                    着物を着ていくと特典がたくさんある日本橋。
                    そんなイベントがもっと増えるといいな〜と思ったのでした。


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                    竺仙ゆかた地買い出しツアー

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                      和裁の教室では4月から浴衣を縫い始めます。
                      そして7月には完成している予定。

                      というわけで、生地選びです。
                      かの有名な『竺仙』に行ってきました。
                      和裁教室の楽しいイベントです。

                      実はもう私は、浴衣生地をすでに購入してしまったのですが、
                      今の時期の『竺仙』さんのは、
                      デパートなどではこれほどの種類は見れないであろうというくらいの
                      沢山の種類の浴衣生地があるというので
                      それを見たくてついていきました。

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                      綿絽、綿紅梅、絹紅梅、奥州小紋、両面染め、
                      ベーシックなコーマ地に藍染とかろうけつ染め、などなど
                      本当に様々な素材そして、色柄。

                      竺仙は高級な浴衣ばかりなのですが、
                      高級なだけのことはあり、大人な柄行が多いです。
                      もちろん材質も確かなものです。

                      毎夏、大活躍の奥州小紋もその一つですが、
                      竺仙のものだとは知らず、
                      高かったけど買ってしまったのでした。
                      だから既に持っているので
                      違うものをということで
                      あこがれの絞りの浴衣を作ることにしたのでした。
                      手に入れた絞りの浴衣地についてはまた違う記事に書きますね。

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                      人の選ぶのに介入してまるで、店員さんな私でしたが、
                      これだけたくさんの種類の反物をに囲まれ
                      よりどりみどりで人のを選ぶのに付き合うだけでも楽しかったです。

                      無事みなさんお気に入りを見つけ、
                      今年の夏までに浴衣を縫い上げるのを決意。

                      そのあと、人形町方面に向かいました。
                      玉ひででランチを頂きました。
                      行列にびっくりだけど、大人数でしゃべりながらだったから
                      待つのもそれほどおっくうじゃない。

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                      こちらは、もつ入り親子丼。元祖親子丼に鶏レバが入った親子丼です。
                      ひと口頂いたのですが、レバ入りもなかなか新鮮。お家でも試してみようかしら。
                      背景には私が待ちきれない様子・・・。

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                      こちら左が親子丼についてくる鶏スープ。鶏エキスたっぷりのお味。

                      私が注文したのは極上親子丼。
                      当主もしくは料理長のみが、お作りする最高級の逸品だそうです。
                      やっと来ました!
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                      甘い味付けで。卵はとろとろ。
                      まるで卵かけご飯なくらい。まあ生卵がのっているせいかもしれないんですけどね。
                      鶏肉が新鮮でプリっとしていておいしかった〜。
                      まあ、一度食べれば十分かもしれないけど。
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                      店を出た頃もまだ、人がたくさん並んでいました。
                      左手の角を曲がったところまで、ずーっと並んでいたんですよ。


                      そして、日本橋、人形町界隈をそぞろ歩き。

                      この辺りは、呉服に関する問屋さんや業者さんがたくさんあります。
                      手ぬぐいでおなじみの戸田屋商店さんもその一つ。
                      1階は事務所兼作業場という感じで、いかにも問屋さんです。
                      2階に上がると
                      倉庫のようになったところに
                      ラックにぎっしりのてぬぐいの山と言うか、壁。
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                      赤ちゃん甚平を作ろうとなんとか2種類選んだものの
                      あれも捨てがたい、これも捨てがたい・・・。
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                      おまけに妖怪柄のハンカチも頂きました。

                      入り口に新作のてぬぐいが額装して飾ってあり、
                      欲しかったけど、まだ発売していないのだそう。
                      江東区深川江戸資料館での「注染づくし」 見たり聞いたり試したり
                      というイベントで発表と発売になるそうですよ。
                      楽しみですね。

                      もともと本業は、てぬぐいではなく、浴衣のほうだということがあり
                      浴衣の反物もいくつか置いてありました。
                      そもそも、こちらの浴衣とてぬぐいの染めは同じ注染。
                      乱暴ないい方だけど、
                      浴衣の反物をてぬぐいの長さに切ったのがてぬぐいという感じです。

                      まあ、今は浴衣もずいぶん進化していますけどね。
                      コーマ地だけじゃないし。

                      戸田屋商店がある通りには
                      お隣にはKOROMOYA さん
                      向かいには、たとうしなどの問屋さんがあります。
                      敷き紙なども安かったですよ。

                      で、
                      そぞろあるき、ぞそろあるきで、
                      中央通りのほうに戻りました。
                      途中でおいしいどらやきやさんがあるんですけど
                      もう売り切れでした。
                      残念。
                      そのどら焼きの話も今度書きますね。おすすめなんですよ。

                      三越の中、クラブハリエのイートイン
                      できたてのまだ温かいバームクーヘンで一服。
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                      わたし、ここのは、日本一のバームクーヘンだと思います。
                      また食べたい!

                      そして、
                      日本橋三井タワー アトリウムで行われている
                      カレ・エルメスというイベントも行きました。
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                      エルメスのスカーフの染色職人さんによる実演を見ました。
                      いや〜すごい。きれいでした。
                      結構システマチック。
                      職人さんが、「大好きなデザインのスカーフなので是非見て帰ってください」
                      と言っていたデザインは、
                      すごーく綿密で30枚以上の版を使っている繊細なものでした。
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                      実演してくれた写真のデザインでも13枚の版を使っていました。
                      同じような色に見えるけど実は微妙に違う色だったするので
                      13枚の版が必要らしい。

                      大人だし、
                      気に入ったデザインがあったら一枚は手に入れたいなあ〜と思いつつ
                      もういっぱしの大人なはずなのに一枚もエルメスのスカーフなんて持ってないなあ・・・。
                      一枚45000円くらいするんですよ。あの90センチ角のシルクの布。

                      すごーくいい浴衣の反物を買ってもお釣りが来ますよって
                      まあプライオリティーの問題ですけど。

                      もう盛りだくさんにめいいっぱい楽しみました。
                      日本橋も捨てたもんじゃないですね。
                      と思います。
                      ラッキーなことに

                      3/12〜3/20の期間「第四回・東京発 日本ファッション・ウィーク」連携プロジェクトとして、
                      日本橋ではきもの姿で日本橋を散策したり、お買い物やご飲食をしてくれた人に対して特典をがありました。
                      きもので日本橋
                      玉ひでも親子丼も着物の人は半額だったんですよ〜。
                      イベント中だったのもあるけど日本橋がんばっているなあって。

                      大学生のときに卒業制作で日本橋の再開発をテーマにしたので、
                      なんだか嬉しいというかなんというか。
                      こう見えて?建築学科だったんですよ。

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                      初歌舞伎。

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                        歌舞伎見たことなかったんです。
                        どうやってチケットとるかさえわからないくらいでしたから。
                        歌舞伎座で買うこともできるし、チケットぴあのようなところでも売られているし、
                        歌舞伎の会のようなところでも買えるらしいのです。

                        着物を着る方で歌舞伎好きの方もたくさんいらっしゃいますよね。

                        見てみたかったので、
                        歌舞伎を毎月のように見ているというお友達にお願いして連れて行っていただきました。
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                        もちろん着物で。
                        どんな着物を着たかはこちらから。

                        歌舞伎座には、よい席から順に、
                        1階桟敷席(17,000円)、1等席(15,000円)、2等席(11,000円)
                        3階A席(4,200円)、3階B席(2,500円)。( )は今月の場合の価格。
                        その上にさらに舞台から遠い所に
                        一幕見席というのがあります。
                        入り口も違うのですよ。
                        売店にも基本的には入れません。(上演中であれば、お願いすれば入れてもらえます。)

                        外の一幕見席の列に並びました。
                        18時過ぎに並んだ時には10人くらいはもう並んでいたかな。
                        だいたい演目の上映開始の30分前から売られるらしく、
                        1時間前から並ぶのを目標にしていました。
                        デパ地下でお弁当買って、持ち込んで、席で食べるの図。
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                        一幕見席からの眺めは、こんな感じ。
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                        花道と言われる一階観客席の間にある道は全く見えません。

                        歌舞伎は11時頃から始まる昼の部と16時半頃から夜の部というのがあり、
                        各部には、三〜四幕程度の演目入っています。
                        幕と幕の間には30分前後の休憩時間があります。
                        だから、11時頃から始める昼の部を通しで全て見ると15時半くらいだし。
                        夕方4時から始まる夜の部を通しで全て見ると21時。
                        結構ながいし、盛りだくさんです。
                        知らなかったのでびっくりでした。

                        休憩時間も結構長かったりして、のんびりお弁当を食べたりしつつなんて具合らしいのです。

                        演目は毎月変わるらしく
                        今月は以下のような感じでした。
                        『通し狂言 義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)』と言う演目です。
                        あらすじはこんな感じ。

                        源平合戦の後日譚(ごじつだん)。
                        源義経が源平の戦いに勝った後、兄頼朝と仲が悪くなり追討されるまでの物語で
                        義経よりも滅びゆく平家の武将を中心に描かれている。

                        一つは壇ノ浦で滅亡した平家の武将の中で、知盛、継盛、教経が生きていたと言う設定で
                        その後の彼らの運命を描いた物語。
                        もう一つは初音の鼓の皮にされた親狐を思う子狐が義経の家来の佐藤忠信に化け
                        鼓を所有する静御前の供をする物語、そしてこの小狐の哀れな話には、
                        兄・頼朝からおわれる身となり、諸国を流浪する運命を負った義経の姿が重ねられている。


                        上演スケジュールはこんな感じ。
                        ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                        昼の部
                         『鳥居前』11:00〜11:39(700円) 
                          <幕間 35分>
                         『渡海屋』、『大物浦』 12:14〜14:15(1,000円)
                          <幕間 20分>
                         道行初音旅 14:35〜15:28(800円)
                        ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                        夜の部
                        07031111.jpg
                         『木の実』、『小金吾討死』 16:15〜17:08(700円)
                          <幕間 20分>
                         『すし屋』 17:28〜18:54(900円)
                          <幕間 30分>
                         『川連法眼館』、『奥庭』 19:24〜20:55(900円)
                        ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                        ( )は、一幕見席の料金。
                        演目によって違うらしいのですが、一幕分ということでお財布にも優しいです。
                        そして、一幕でも1時間以上あるんですよ。
                        通しで見るとそれほど長いとは知らなかったので
                        ひとまず、初心者だし
                        見た目の動きなどわかりやすいおすすめの演目ということで、私が見たのは、


                        大 詰 『川連法眼館』、『奥庭』という演目。
                        07031109.jpg

                        川連法眼(彦三郎)と飛鳥(田之助)夫妻のもとに身を寄せている義経(梅玉)を訪ねて、
                        二人の佐藤忠信(菊五郎)が相次いで現れます。
                        静御前(福助)の供をしてきた方は、実は狐。
                        初音の鼓に自分の両親の皮が使われているため、親を慕って鼓の持ち主である静の周辺に出没していたのです。心を打たれた義経は、鼓を狐に授けます。
                        驚喜してこれを拝領した狐は、お礼に義経を襲う僧兵をその通力で退治。
                        実は僧兵を扇動していた横川禅司覚範(幸四郎)こそ、知盛、維盛とともに平家の三大武将と言われた平教経でした。序幕から人間に扮していた狐が、ついにその本性を明かすクライマックス。
                        狐らしさを表現する所作や仕掛けで、人間に勝る情愛の深さを見せる狐忠信。その姿に癒される麗しい終幕です。


                        初心者の感想としては、
                        『歌舞伎座掌本』というあらすじなどが載っている冊子やチラシの裏のあらすじを読んだり、
                        ホームページで見所をチェックしておいた方が楽しめます。
                        音声ガイドの貸し出しもあるからそれを利用するのも手かもしれない。
                        動きの少ない場面は、何を言っているかわからないと眠くなります。苦笑

                        狐の役のしゃべり方は狐詞(きつねことば)というらしいのですが、
                        普通の人と違うしゃべり方だったり仕草もコミカルで面白かったです。
                        狐という事で急に現れたり、消えたりという仕掛けがまた、あっと驚かされました。

                        色々知識があると、きっともっと楽しめるんだろうな〜と思ったので、
                        誘っていただき、4月も歌舞伎を見る事にしました。
                        今度は夜の部を通しで!!!
                        はまると大変そうですね。

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