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    • 2014.06.18 Wednesday
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    静岡発ランデヴープロジェクト

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      仲の良いお友達の結婚式に出席した時のことですが、
      実は静岡に行ってきました。

      その土地の工芸品が気になり、
      帰り、静岡駅のお土産売り場などをうろついていたのですが、
      とても素敵なデザインの雑貨が置いてあるコーナーを見つけました。
      ランデヴープロジェクトと言って
      スパイラル/株式会社ワコールアートセンターが運営しているプロジェクトで、
      2000年からはじまったようです。
      技術者や科学者、職人、アーティストやデザイナーなど、今まで互いに出会うことの少なかった人々の分野を超えた「出会い」から、新しい視点を活かしたモノづくりを提案していく。個人のニーズに根差し、環境に配慮したモノ作りを目指し、 企業が持つ専門性とノウハウ、アーティストの創造性と批評性を活用して行う。

      アーティストと地場産業のコラボレート
      ちょっと前に見に行った展覧会『江戸意匠』みたいなプロジェクトでした。


      でも、こっちの方が先行しているみたいです。
      既に商品化されて売られています。



      ひのきのはきものは、ひびのこづえデザインで
      ミュージアムショップなどでよくみられるのですが
      これもランデヴープロジェクトの商品だったとは知りませんでした。

      いろはかるたおひなさまが欲しい。

      また、2006年の新製品
      fukidashiという名の吹き出しの形をした木製の茶びつ、なかなかありそうでなかった柔らかくてペタンコになる
      origami slippersや、ballet shoesも欲しくなったりして。


      こちらも今後の動向に目がはなせません。



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      浴衣制作3.4 ー 居敷当て、肩当て、袖を縫う。

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        浴衣制作も3、4週めをむかえました。
        まだ始まったばかりですし、
        1回2時間なので、劇的にすすむ訳でもないのですが
        着実に浴衣完成には近づいています。

        居敷当てと肩当てを作ります。

        出来合いの浴衣は
        裏にそんなものはついていません。
        お誂えならではですね。

        居敷当ては浴衣の裏、お尻の部分につく晒(さらし)の布です。
        お尻の部分て結構力が加わる部分ではありますが、
        背縫いしかないですよね。
        補強にもなるし、透け防止のような役目です。

        肩当ては、汗とりの役目が大きいです。
        浴衣は、着物以上に肌に近い部分に着るし、
        ちゃんと手入れしないと長い年月をかけて
        汗しみなどで黄ばみが浮き上がってきます。
        なので、肩の部分に布をつけてあげます。



        写真は肩当て。
        横向きに切り込みが入ったところに首が来るかんじです。
        布の端は三つ折りぐけ。この半年で随分慣れてきました。
        まだ途中です。宿題です。
        07041905.jpg



        袖の印付けをします。
        今回1尺3寸5分の袖。
        本当は1尺4寸の予定だったのですが、計算を間違えて裁っていたことが判明。

        それでも、標準寸法とされる1尺3寸(約49cm)よりは5分(2cm弱)長めです。

        袖の丸みもかわいーく。大きめの2寸です。
        2尺だとだいたい振袖などと同じくらい大きい丸みですが、
        こんな遊びがきくのも、浴衣だからこそのこと。
        袖は長めだし、丸みは大きめ。かわいらしいのを作ります。

        あらかじめ家で作ってきた2尺の丸みも使って、印をつけて
        縫いはじめました。
        07042501.jpg
        絞りの生地はコーマ地に比べ、薄くて、目も粗くて実に縫いやすい!!!
        その分切れやすいのかもしれないけど。
        涼しく着られそうです。いいの選びました。

        きせをかけて、
        丸み部分に沿って、ぐし縫いして、
        丸みの型紙を当ててぐし縫いのぐっと絞って、糸はとめます。
        なるべく薄くなるようにギャザーを整えて
        ギャザーを糸で縫いとめていきます。
        袖下の布端も三つ折りくけで処理します。

        右袖が形になってきました。
        07041903.jpg


        丸みはこんな感じになっています。
        07041904.jpg

        袖口を三つ折りくけ縫いします。
        普通の三つ折りくけは2分5厘の縫い目に対して
        袖口のくけは1分くらいでします。細かいのでなかなかすすみません。
        私は、たぶん1分3厘くらいになってしまっています。汗

        振りの部分も三つ折りくけをします。

        裏返して
        右袖が完成!!!
        ご一緒している生徒さん2人のお袖と一緒に記念撮影
        みんな青系でしたね〜。でも、絞り、綿絽、コーマ地とそれぞれ風合いは全く違います。
        出来上がりが楽しみです。
        07042502.jpg


        お家で宿題をして、両袖ともに縫い上がりました。
        07042801.jpg

        お袖は『押し』をします。
        こんなふうに
        07042802.jpg
        袖口に袖口サイズに作った台紙をはさんでのばしながら
        押し半日〜一日座布団をのせて、その上にさらに重しをのせておくと
        くけあとでヨレヨレだった袖口が
        ぴしっとして気持ちよい仕上がりになるんだそうです。

        和裁の先生によると、

        仕立て上がった着物にアイロンをかけてしまうと
        ぺたっとしてしまうし、縫い代が表側にひびいてテカってしまったりします。
        これでは手縫い独特のふっくらして柔らかい風合いが消えてしまうのです。

        また、袖を最初に縫って、押しをしておけば、
        身頃に取り付けるときには仕上げが済んでいる状態で取り付けられ、
        最後の仕上げの押しをすると全体にスッキリ綺麗に仕上がるんだそうです。

        そんなことからも、着物はお袖から縫い始めるらしいです。

        手順に無駄がないし、
        寝押しという昔の知恵が生かされていて合理的な
        仕立て屋さんってやっぱりすごい!


        来月からは身頃を縫い始めます。
        長い距離を縫う事になるでしょうに。ついていけるかしら〜。

        完成したお袖は最後に使うのだそうです。

        次回に続く。



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        紗羽織に挑戦

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          友達とランチするのに着物を着ました。
          ご一緒した友達もたいそう大喜びしてくれましたよ。

          紗羽織って
          そのまま、夏着物の素材である紗で出来た羽織です。
          で、この羽織を着る季節なんですけど
          袷は3月ぐらいまでで
          4月は単衣、5、6月が紗、絽やレースと言われることもある様です。
          でも、気温差が激しい昨今ですし、
          もう4月も下旬。
          そしてこの日は結構初夏のような陽気でしたので
          今ごろから着ても良いんじゃないのかなあとゆるい気持で着てみました。

          07042107.jpg
          このように帯付きと言って羽織もコートも着ない帯姿のことをいうんですが、
          帯付ではちょっと・・・って時や
          単衣(6月、9月)の時期の温度調節または、
          埃よけとしておしゃれ着として着るものらしいのです。

          6、9月と言えば、薄物が着たくなるくらい
          暑い時期、そんな時期にはとてもじゃないけど着れるものじゃないと思うし、
          私には縁のないものと思っていたんですが、
          収納をひっくり返していたら、出てきました。
          そういえば、おばあちゃんからもらっていたなあと。

          別に透け透けだし、着る必要もない気がするのですが、
          それがおしゃれというものかしら?と思いまして
          着てみました。
          07042105.jpg


          07042106.jpg
          水色紬。
          この水色のくすんだような紬も多分おばあちゃんのもの。
          八掛は、表地と同系色で
          ザ・地味って感じがしました。
          でも、水色なんだからさわやかなはずと思ったのですが。

          07042104.jpg
          綿素材の染め帯。
          型染め風でなんか民芸調がかわいらしい。
          黒地の帯だから、最近の私は何となく嫌煙しがちです。
          だってなんかつまらなくて。


          07042101.jpg
          半襟。
          どこにでも売っている紫色と白のストライプの巾広の生地です。
          大昔ユザワヤで買いました。
          いつか使おうと眠っていたので、使ってみるとこに。
          思いのほか可愛く、そしてモダンな雰囲気になりました。
          やっぱり縞っていいわ〜
          民芸調の帯とモダンな感じがミスマッチで素敵でしょ?

          帯揚。
          生成り色に絞りの部分がオレンジ色。
          ちょっと変わった感じの絞りの帯揚げです。

          帯留め。
          以前紹介した、みもざすたいるさんの帯留め。
          青いマーガレットが食器みたい。
          なかなか上品。モダンにまとまる。

          帯締は水色。
          ここ水色じゃなくて、クリーム色や、白、生成り色なんかでも良かったかもしれません。
          帯留め用ではないけど
          帯留めの金具が太めなんで普通のも通るので
          ちょっとこの軽い感じのデザインが気に入っててこれにしたんですけどね。
          もっていないんだけど藤色の帯締なんかも素敵そうです。

          07042102.jpg
          そして、黒の紗羽織。
          羽織っていないのと羽織っているのでは
          イメージが変わります。
          やっぱ紗とはいえ黒だからきりっとすると言うか・・・なんというか・・・。
          大人っぽくなる。
          背中の部分に植物の柄が織り込んであるのですが、
          帯が黒いからあまりわからないかも。

          07042103.jpg
          足袋ソックス。
          いつぞや友達から頂きましたが、
          なかなか登場の機会がなくて、今回初めて履きましたが、
          この着物によく似合っている。
          着物にはなかなか無い感じですよね。これ。
          この紬は無地感覚で使えるから
          小物でめいいっぱい遊べますね。

          下駄。
          白木千両にレースの鼻緒。
          遊びなので下駄で行きました。



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          かまわぬーディズニーコラボてぬぐい

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            親戚のおねーさんから
            てぬぐいを頂きました。

            ディズニーとかまわぬのコラボレーション。
            かまわぬのお店でも
            小粋・新宿店と小粋・横浜店での限定販売らしいです。

            唐草ミッキーです。
            07042402.jpg
            一見唐草でミッキーが隠れている所。
            何気なくっていい感じです。
            帯にもしっかりディズニーとかまわぬのダブルネームです。


            他にも、かまわぬのホームページによると
            ダンボ(段ぼ)とかミッキー(三つ格子にキ)とか
            あるらしいのですが、
            なんかこの唐草が一番私の好みでした。
            無理がないと言うか、自然な感じだし。
            おね〜さんありがとう。

            07042401.jpg
            右下に(C)Disneyとしっかり入っています。

            ディズニーリゾートに着物でいく日は来るのだろうか・・・。
            もしそんな時が来たら、是非このてぬぐいを持って行きたいわね。

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            SADEU(サドゥー) ー サザビーの和カフェ

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              歌舞伎を見るのも2回め

              せっかく銀座方面まで足を伸ばしたのに
              お茶をしない手はありません。

              一緒に行ったお友達が連れて行ってくれたのが
              SADEU
              サザビーの経営している和カフェです。

              味は上々。
              明るくて落ち着いていて雰囲気がいいです。
              窓から見える他のビルのベランダガーデンが借景になっていて素敵です。

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              お友達が頼んでいた3種盛りのデザート。

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              私は昼抜きだったのでとりそぼろ丼

              プラス
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              小おやつのセット。
              黒豆茶がついていてきな粉みたいな香りが香ばしくっておいしかったです。

              おやつセットだと飲み物で好きなお茶が選べます。
              緑茶も何種類かありました。

              あまり本格的な和カフェって感じではないけど
              モダンでサザビーらしいかなあ。

              まあまあ素敵な空間ではありました。

              同じサザビーだったら、
              アフタヌーンティールームの方が実は好きですが・・・。

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              四月大歌舞伎・夜の部を通しで見てみる。

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                07041509.jpg

                着物でお出かけの代名詞。笑
                歌舞伎を再び見てきました。

                初めての歌舞伎は
                一幕見席で一幕分だけみました。
                今回は、3階B席で、夜の部を通しで。
                16時半開始で終わるのは21時すぎ。
                幕間と言われる休憩時間が10〜30分くらいはあるので
                長くても大丈夫。
                しかも3000円とお財布にも優しいのです。
                舞台は遠いし(幕見席よりは近いです!)、
                狭いし、椅子もちっともよくないけど、
                庶民のための席ですから。
                沢山見に行きたい人が多いのもこの3階席でしょう。

                長めの幕間では、デパ地下で買ってきたお弁当を食べたり、
                館内で売っている鯛焼きやアイスを食べたり〜。

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                今回は天むすのお弁当。

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                お目で鯛焼きという名の鯛焼き。
                中に、赤と白の白玉入りです。

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                小倉の最中アイスも食べちゃった。



                なかなかこのだらだら加減が楽しい。

                さてさて、今回の演目。
                中村信二郎 改め
                二代目 中村錦之助襲名披露ということで、
                口上というプログラムがありました。

                新たに襲名がある時でないと見れない演目です。

                最初に富十郎から新錦之助を紹介。
                そして舞台の端から端までずらーっとならんだ幹部俳優から祝福の口上。
                テレビでも活躍している人たちも出ています。
                中村勘三郎さんや獅童さんとか〜。
                みんな饒舌です。
                ああもすらすらと出てくるなんてさすがなのです。
                最後に、中央の襲名された二代目 中村錦之助の口上。

                07041508.jpg
                襲名のお祝いで幕もスペシャルです。




                他の演目は、
                前見たときよりなんだか理解できましたよ。
                一幕のうちでも、すごーく眠くなるところと
                テンポが良くて見逃せないわってところがあるんですよね。
                眠くなるところは寝ちゃっています。

                もっと色々知ってわかるようになったら
                起きていられるものなのでしょうか?

                だって台詞の言い回しとか
                わからないところもいっぱいありますから。

                07041510.jpg


                一、源平布引滝 16:30-17:47
                  実盛物語(さねもりものがたり)
                斎藤実盛      仁左衛門
                葵御前      魁 春
                瀬尾十郎      彌十郎
                太郎吉      千之助
                郎党      宗之助
                郎党      猿 弥
                九郎助      亀 蔵
                小よし      家 橘
                小万      秀太郎

                ---幕間 15分---

                二、二代目中村錦之助襲名披露 口上(こうじょう)18:02-18:26
                信二郎改め錦之助
                雀右衛門
                幹部俳優出演

                ---幕間 30分---

                三、双蝶々曲輪日記 18:56-19:51
                  角力場(すもうば)
                放駒長吉/山崎屋与五郎 信二郎改め錦之助
                藤屋吾妻      福 助
                平岡郷左衛門      彌十郎
                仲居おたけ      歌 江
                角力弟子閂      隼 人
                三原有右衛門      獅 童
                茶屋亭主金平      東 蔵
                濡髪長五郎      富十郎

                ---幕間 10分---


                四、新皿屋舗月雨暈 20:01-21:16
                  魚屋宗五郎(さかなやそうごろう)
                魚屋宗五郎      勘三郎
                女房おはま      時 蔵
                小奴三吉      勘太郎
                召使おなぎ      七之助
                父太兵衛      錦 吾
                磯部主計之助 信二郎改め錦之助
                浦戸十左衛門      我 當

                どれも笑いあり涙ありな感じで楽しかったです。
                悲しい中にもコミカルな場面があったり。
                歌舞伎ってコメディーなのかもしれないです。
                一つめの話では、おじいちゃんと孫の競演でした。
                舞台でそういうことが多々あるのも歌舞伎ならではかもしれませんよね。

                ご一緒したお友達は二人。
                一人は、前回、一幕見席に連れて行ってくださった方で
                今回も誘っていただきました。ありがたい。
                もう一方は、その方の友達で、
                かれこれ3〜4年前から歌舞伎にハマって毎月のようにみているらしいです。

                幕間には
                お二方とも上演中を撮影された生写真を買っていました。
                1枚500円なり。
                それに、ごひいきの役者さんのサインを頂いたりする様です。

                で、終わってから楽屋入り口で出待ちを体験。

                写真一緒に撮ってもらったり、サインもらったり〜
                なんだかとっても楽しそう。
                でも、まだそこまでは行き着けそうにありません。
                公演中は、みんな白塗りに隈取り。
                誰が誰なのかさえよくわからない事もあり
                それぞれの方の味わいさえもよくわからないですから。

                生の中村勘三郎さんを出待ちで見ました。見ただけ。
                07041511.jpg
                みんなに囲まれていました。
                サインもらったり写真とってもらったり〜
                名前忘れちゃったけど、若くてかっこいい人も出てきて、お友達は一緒に写真とってもらっていました。

                もっと色々見てみたいなあと思います。
                そしたら色々わかってきてハマるのだろうか・・・。

                でも面白かった。
                月に一度、こんな時間は素敵だわと思います。

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                浴衣制作2.5ー布の補修

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                  実は、縫って付ける印付けの際、
                  糸と一緒に身まで切りました。が〜ん。


                  でも、本当に脇の目立たない部分なので大丈夫らしいけど
                  そのままって訳にはいかないので、
                  補修をします。

                  準備するものは布用のボンドと、ミシン糸。

                  切ってしまった部分に
                  後ろから余り布をボンドで貼る。
                  アイロンで乾かす。

                  ミシン糸で細かく切ってしまった周りを縫う。
                  白い糸だから、布の白い部分に刺して行く感じで。
                  1周したら、もう一周もう一回り大きく縫う。
                  そして終わり。
                  ミシン糸の方が細いから目立たなくていいのです。

                  07041901.jpg
                  表の状態。柄のおかげもあり、ほとんどわかりません。

                  07041902.jpg
                  裏はこんな感じになっています。

                  絞りが全面に施されていることもあり、
                  あまり目立たない部分ということもあり
                  大丈夫でした。よかった〜。

                  だからと言って切ってしまっていい訳ではない・・・。


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                  帯留狂時代

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                    普段から、時計やら眼鏡やらアクセサリーやら
                    小物に目がない着物コンポーザー土田一美ですが、

                    帯留がいいな〜と思って以来、
                    ちょっと買い漁っています。笑

                    07041601.jpg



                    以前登場したみもざすたいるさんの
                    アンティークのビーズやボタンなどで作っている手作りの和装小物。
                    その中でも帯留めは私のツボみたいで、
                    そして、
                    とてもお手頃なお値段なので
                    ついつい沢山買ってしまいました。

                    最初は、お友達のプレゼントにいいかも!って思って、
                    買い出したら止まらなくなりました。

                    桜の花びらの箸置きで帯留めを作ったという話もしましたよね。
                    あれも結構気に入っています。でも、桜の季節限定ですから。

                    あまり、帯留め用の細めの帯締め(三分紐や二分紐、四分紐)を持っていないのですが、
                    物によっては普通の帯締めなどでも大丈夫なものもあります。
                    でもでも、三分紐も何本か欲しい。
                    それさえ何色が使いやすいか迷います。
                    たぶん、何色にしてもなんとか使いこなすんだと思うのですが・・・。

                    この写真のうち何個かは友達へのプレゼントの予定。
                    でも、一度くらい使わせてもらっちゃいたいかも〜と思ったりして。笑

                    そんな訳で帯留め熱が冷めません。

                    でも、本当は漆とか、珊瑚とか、真珠とかべっ甲とか本物が欲しいです。
                    本物があればもう何もいらないのかも。
                    なかなかお手頃で手に入るものではありませんよね...。

                    池田さんのコレクションを見ていると
                    本格的にアンティークの帯留がステキだとは思うのでが
                    完全にジュエリーですし
                    アンティークのジュエリーは
                    人の思いのようなものが残っていそうな気がして
                    自分で使うとなるとちょっと・・・と思ってしまいます。
                    アンティークの着物にはあまり抵抗感じないのですけどね。

                    ----------------------------------------------------------------------------------------------------

                    軽ーい大島紬を着る。二日目。

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                      おばあちゃんに会いに行くのに着ていった大島紬ですが、
                      あまりにも快適で、嬉しくなって
                      次の日の歌舞伎を見に行くのにも着てしまいました。

                      やっぱり歌舞伎も着物でしょ!って具合です。
                      夜の部を通しで見ました。
                      それについては、別の記事でご紹介しますが、

                      全く同じ着物と帯の組み合わせでは能がないので
                      帯と小物を変えました。
                      07041504.jpg
                      ちょっと撮影に失敗。ピンぼけです。

                      表をバティック、裏を綿レースで作った昼夜帯(ちゅうやおび)です。
                      (両面しめる事が出来る帯のことをそう呼んだりします。)
                      夏向けな感じで作った帯なんですが、
                      木綿だけど、袷にしてはあまり関係ないかな・・・
                      まだまだ、勉強不足すぎる時代に
                      ただただ夏っぽい帯が欲しくて
                      バティックと綿レース地で両面とも木綿にしたが故
                      滑りが悪く締めづらい。
                      歌舞伎は夜の部を通しで見るので、
                      枕なしが楽かもしれないと、角出しに結びました。
                      しかし、これまた、帯芯が薄くてはりがないので
                      よれよれでした。泣
                      今度は芯に紙を挟み込んだら良いかもしれない。(ガサガサうるさそうですが)
                      やっぱりお太鼓結びの方がしゃきっとして好みです。



                      大島紬の着物。
                      前日に着ていたおばあちゃんからもらった軽くて柔らかい大島紬。

                      バティックと綿レースの昼夜帯。
                      色々合わせてみたのですが、
                      持っている帯が意外と単色のものが多い事がわかりました。
                      いやいや、単色でも良いのですが、
                      この紬に合わせるとなんだかちょっとおとなしすぎてしまうのです。
                      もしくは、民芸調になりすぎてしまうか。
                      単調と言うか平凡と言うか。
                      ぐっと来る何かがない。
                      そして行き着くところやっぱり柄がちょっとにぎやかなこんなバティックになりました。
                      07041502.jpg

                      半襟。
                      前日と同じリバティーの布です。
                      モダンに決まります。

                      帯揚・帯締。
                      帯を変えると必然的に帯揚・帯締も変えたくなります。
                      ずいぶん、影響があるものですよ。
                      絞りの黄緑色の帯揚に
                      帯締はクリーム色。
                      無難と言えば無難な組み合わせ。
                      バティックの濃い強さを緩和したくて
                      優しいクリーム色や黄緑色を持ってきました。

                      07041503.jpg

                      足袋・草履。
                      07041501.jpg
                      そろそろ履き納めと言っていた
                      めうがやの茶の柄足袋。
                      刺繍の茶色の鼻緒にクリーム色の草履。
                      何ともマッチしています。
                      観劇には下駄は音が気になるので草履で行きましょう。

                      バッグも前日に引き続き、A.I.Pの家具用ファブリックのバッグ。

                      実はまあ前日の組み合わせの方が好きです。

                      着物1枚に帯3本とは言うものそれらのバリエーションに
                      順位がついてしまうのは仕方ないのかもしれません。
                      だって好みの世界だもの。
                      だから結局、一番好きな組み合わせにしてしまいがちだったりするものです。
                      それを覆してくれるのが、他人の意見だったりします。
                      着物コンポーザーにマンネリ化してしまったコーディネイトを
                      どうしたらいいか相談するもの手かもしれませんよ。
                      ハイセンスで楽しい提案をさせていただきます。






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                      浴衣制作1,2-寸法決めと柄合わせ、裁ち、へら打ち

                      0
                        もう4月も半ばですね。
                        浴衣制作が始まりました。

                        もう2回行われています。

                        1回目。
                        寸法決め。
                        自分の寸法を測って決めます。
                        特に、裄と丈。
                        そして、それ以外も決めて、計算で実際の裁ち寸法を割り出していきます。
                        鯨尺に慣れていないから結構計算が煩わしいものです。
                        ドキドキしながらやりました。

                        別に長襦袢を着たりはしない浴衣は袖丈も自由です。
                        ちょっと長めにしました。

                        袖の丸みも大きめにします。
                        柄が大きいので丸みが大きくても特に違和感はありません。

                        こんな風に寸法を試す事ができるのも自分で作るお誂えならでは。

                        私の場合は、絞りの反物だったので、
                        買う時に巾出しをお願いしたので必要なかったのですが、
                        通常は『水通し』をして、布を落ち着かせます。
                        木綿は特に縦に縮むので
                        縫う前に一度水に通して、ある程度縮ませてしまうのです。

                        そうやって落ち着かせた反物の長さを採寸します。

                        採寸したあと、
                        自分の決めた寸法で生地が足りているのか、どれくらい生地に余裕があるのか
                        確認するのです。




                        2回目。
                        柄合わせ、裁ち、へら打ち。
                        寸法が決まったところで、柄あわせをして
                        裁ったり、へらで印をつけたりします。

                        一番柄が目についてくるのが、
                        上前の身ごろとおくみです。そして後ろ身ごろ。
                        要するに他人から見て、向かって右の部分のパーツですね。
                        着物あまりわからない人だったらわからないと思うのですが、

                        二つの布でできています。
                        その部分の柄行きの組み合わせで
                        同じ反物から作っているのに、随分印象が変わってしまいます。
                        隣り合う布の柄が固まりすぎないようにきれいに斜めに散らばるようになるときれいに見える様です。

                        後ろ身ごろも、柄がぶつかってしまったり、(ずらします)
                        柄がない部分がお尻の部分に来るとかっこわるいし、スッキリ見えなかったりするらしいです。


                        07041101.jpg
                        柄合わせ中。まだ全く形になっていませんが、
                        こうしておいてあるだけでも、可愛くて惚れただけの反物であります。

                        ただ、寸法通りに裁って、縫っているのかと思ったらそういう訳ではないのです。
                        縫った時にどこにどんな柄が来るのか計算のもとなのです。

                        そういった工夫をするには、反物に余分な布がないとなかなか難しい訳です。
                        だから、1回目にどれくらい余分があるのか計算していたのです。


                        特に、浴衣の柄は、大きな柄が多いから柄合わせに注意が必要だったりします。
                        先生によると、とび柄が一番難しいのだそうです。

                        反物によっては、余分があまり無かったり、丈が必要だと大変だったり・・・。

                        柄がちょうど良く出るように寸法を採る順番を変えたり〜
                        テクニックは色々あります。
                        まるでパズルみたいです。

                        4枚重ねの布にへらで寸法を付けたり、その距離は身丈分だったりするので、
                        結構力が要ります。

                        絞りの反物だと、印がわかりずらいので、重要な印は、わかりやすい色糸で印を縫います。

                        印をだいたいつけ終わりました。
                        次回は、いよいよ縫いに入ります。

                        どきどき。



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