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    • 2014.06.18 Wednesday
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    コンテンポラリーダンスを見に行く。

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      さて、やっと旅から帰ってきたところにまで進んできました。
      とはいえ、約1ヶ月遅れ。

      3月の初め、コンテンポラリーダンスの公演を見てみました。
      森山開次さんのthe Velvet Suite(ベルベットスイート)というソロ公演。
      今最も注目のコンテンポラリーダンサーと言われているようです。

      どっちかというと普通のダンスの方が好きですが、
      これはこれでいろんな事を想像しながら鑑賞でき、面白いなあと思っています。


      さてそんな日の着こなし。
      夜はかなり冷え込んでいました。
      少し寒さが緩んだとはいえ、まだ寒いわ〜という感じでした。
      なので、
      ピンクの羽織にちょっと変わったパステルカラーのショールで出かけました。
      08030101.jpg

      まだ3月頭だというのに気分だけ春。
      そして、
      旅先で買ってきた帯を早速締めたくてこんな感じ。
      08030102.jpg

      着物。
      ピンク色の江戸小紋。
      仲居さん風になるんじゃないかと何となくいつも心配しつつコーディネイトしています。

      名古屋帯。
      弘法市で買ってきた、黄色でアネモネの花瓶の帯。
      ピンクに黄色って春って感じがしますよね。
      可愛いだけじゃなくておすましさんな組み合わせになりました。
      色無地の羽織と江戸小紋のおかげだと思います。

      08030103.jpg
      半襟。
      塩瀬で梅やら菊のピンクの刺繍。
      可愛い。花尽くしです。

      帯揚。
      白地に絞りのぽつぽつがオレンジ色。
      薄い色の帯揚げはさわやかです。

      帯締め。
      京都で買ってきたばかりの伊藤組紐店の三分紐。
      帯留め用の紐として買ってきていますが、こうしてそのままでも使ってしまいます。
      とにかく、帯の腹部分のアネモネが可愛い。
      買ってよかった!って思います。

      08030104.jpg
      足袋と草履。
      芥子色の分銅屋足袋の友禅足袋に黄色の台にベージュの刺繍鼻緒。
      黄色が好きです。
      紫と黄色は私にとって着物で合わせやすい色です。


       
       

       
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      裏具uragu 嬉ぐ

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        08031301.jpg

        お友達から裏具のご祝儀袋をいただきました。

        シンプルで好みの感じじゃないかなあと思ってという事でしたが、
        本当に大変好みで、すてきなのでご紹介。

        ホームページによると、
        裏具(うらぐ)とは、「嬉(うら)ぐ」というコトバの意味からきています。
        うれしい気持ちを大切なひとに伝えたい、贈りたい時、その間接的な役割ができる道具を創ってゆきたいという想いも込められています。
        「書く」という行為を忘れてしまいがちなこの頃、あえて「書く」のまわりにあるものから提案してゆきます。日々のなかから愛される道具を生み出してゆきます。

        という事でした。
        私も嬉ぎました。
        6月に友達のめでたい席があるのでその時にでもさっそく使おうと思っています。

        ホームページには、ほかにも素敵な一筆箋や名入れ便箋などもありました。
        Eメールもいいのですが、はがきやお手紙も好きなので、
        買おうかなあ・・・。

        デザインが和すぎることなくモダンな感じも懐かしい感じも。
        商品のラインナップは和の香りです。もちろんコンセプトも。




         
         

         
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        不老泉(ふろうせん)ー二條若狭屋

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          京都のあと、友人を訪ねて彦根に行きましたが、
          特に着物人ネタもなかったので、
          次回からは、戻ってからの着た着物のコーディネイト中心にお伝えしますが、
          その前に、可愛い和菓子の紹介。


          おみやげにたくさん買ってきたものです。
          二條若狭屋の不老泉(ふろうせん)。
          いわゆる、くず湯なんですが、
          まずパッケージが可愛い。
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          本当は3種類あるのですが、写真を撮る前にあげてしまいました・・。
          小箱の絵柄によって中身が違います。
          写真左が、月(うさぎの絵柄)・・・抹茶風味
          写真右が花(花の絵柄)・・・善哉風味
          写真がないのは、雪(松の絵柄)・・・真っ白の葛湯

          この可愛い絵は、徳力富吉郎さんの版画だそうです。
          発売された大正時代から変わらぬパッケージだそうです。

          当初はコーヒー味なんて言うのもあったそうです。
          コーヒー味の箱のデザインが気になります。

          08032702.jpg
          裏のシールにお味が書いてあります。
          それさえも可愛い。

          マッチのような小箱の中には
          袋に入った1回分のくず湯が入っています。
          それをお椀にあけて、熱湯を注いでよく混ぜるだけ。

          こちらは、善哉風味です。
          08032703.jpg
          お湯を注ぐと、
          08032704.jpg

          で、こちらが、抹茶風味
          08032705.jpg
          これにもお湯をそそぎますと、
          08032706.jpg

          善哉風味とと抹茶風味は、お湯を注ぐと千鳥とあられが浮いてきます。
          それがとってもかわいい。
          くず湯はシンプルに何も入っていないんだそうです。

          お味はいずれも優しい甘さです。


          おいしかった 笑
          おすすめのおみやげです。
           
           

           
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          おそるべし東寺弘法市

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            今回京都に訪れた最大の目的、
            着物好き、特にアンティーク着物が好きな方なら
            一度は聞いたことがあるかもしれない?
            京都は東寺の縁日、弘法市に行ってきました。


            毎月21日弘法様の命日にたつ縁日ですが、
            京都の人にとってはお参りをしにいくタイミングで
            ついでに縁日に!って感覚なのかもしれません。


            朝からやっているからできるだけ早く行った方がいいと聞いていました。

            なので東寺に到着したのは朝七時半過ぎ。
            お店は既にたくさん出ていました。
            でも、まだって所もありました。
            しかしですね、いいものを狙ってくる人はもう既に物色しまくっていました。

            私もこの時間に行けたので、いいものを見つけられました。
             
             
             
            08022009.jpg
            東寺と言えば五重塔。
            内部の特別拝観なども行われていましたので見てみましたよ。


            08022010.jpg
            古着物、骨董、それ以外にも
            干し柿、ちりめん山椒といった地の美味しいもの、や
            生活雑貨?のようなものまで売っていました。
            普通に庶民のための市場といった雰囲気。
            平日だというのにすごい人でびっくりしました。
            08022011.jpg

            お店は増殖し続けてさっきまで少し開けていた場所までもが
            気がつくと店になっていたりして、
            見た店なのかそうじゃないのかさえわからなくなってくる始末。
            それくらい広いってことです。
            さあそろそろ引き上げようかと思ったら
            もうお昼の12時すぎていました。
            そんなに歩き回っていたの!!!とこれまたびっくり。




            さてさて、
            今回はとにかく帯。
            カジュアル着物(しかもっていません)にあわせて使いたいと切に願って
            手に入れたのは名古屋帯ばかり4本。
            総額12,000円。

            どれでも1,000円という帯の山から見つけた2本。

            えんじ色織の帯。全体的にキラキラです。
            菊が可愛い。秋になったら締めたい。
            08022005.jpg


            染めの帯。
            古いけど、見つけたときには
            糸で閉じられていて
            締められたことがない新品同様のもの。
            染めの帯でこんなに状態がいいものも珍しい。
            しかも部分的に刺繍も入っています。

            08022006.jpg



            もう帰ろうかなあ・・・と思ったくらいに見つけちゃいました。
            若干予算オーバーかなあと思いつつもお値打ち感があったので購入した2本。


            アールデコ?昭和モダン?そんな雰囲気のある染め帯。
            優しい肌色なのでいろいろあわせられそうです。
            08022007.jpg

            アールデコ?昭和モダン?な上の帯を買った所で
            何の気なく見ていたら気になってしまった印象の強い帯。
            花瓶の花だなんてベタな油絵風の絵の織の帯です。
            お太鼓の中に隠れてしまうところに『善三郎』って織り込んであったんですが
            誰の名前で、この帯とどんな関係か未だ不明。
            ただ、児島善三郎という、明治・大正・昭和を生きた油絵画家がいるらしく
            もしかしたら彼の絵を模した帯なのかもしれません。
            この帯を締めるには若すぎるんじゃないの?なんて思ったけど
            まあ、こんなのもたまにはいいかもよってことで、
            すでに、予算オーバー気味だったからしぶしぶしてたら
            8000円が5000円にしてくれました。奇跡的!!!
            08022008.jpg



            全部雰囲気の違う帯です。
            持っている着物で、当分はいろいろな組み合わせを楽しめると思います。


            コーディネイトお楽しみに。

             
             

             
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            三分紐ー伊藤組紐店

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              友禅足袋に次いでこれも京都産もののリピートですが

              伊藤組紐店の帯締です。

              土田は、祖母と母の帯締を
              30本近く(数えていないからよくわからないけどそれくらいあると思うんです。笑)
              いただいたのがあるのですが、
              二人とも帯留をする習慣がほとんどなかったようで、
              三分紐は1本もありませんでした。
              (帯留には帯締を通す穴があります。
              そのサイズは普通の帯締めでは通らないことが多く、
              三分紐、二分紐とよばれる幅が細く、薄い紐と使います。)
              ちょっとずつ帯留めも求めつつも、三分紐も増やしています。

              最近、三分紐もっとあれば・・・と思っていたので、思い切って2種類もとめました。
              08022004.jpg


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              藤に白筋と青磁安良筋。
              どっちも欲しいなあと思っていた色。

              三分紐ってどうも無地が多くちょっと素っ気ないですが、
              一筋、別の色が入るだけでもこんなのも可愛いですよね。


              伊藤組紐店のページを見ていただければわかることではあるのですが、
              買ったこれらの紐は真田紐というもので、
              縦糸と横糸との直角交差で織られるので、伸縮がないことから、
              主にお茶道具などを入れる木製の箱にかける紐として使われているものです。
              帯締も多くは組紐でできているんですが、組み方が違うようです。
              通常の帯締はもっと伸縮があります。

              土田は3分幅のものを4尺で切ってもらい
              帯留用と普通に前で結ぶんで使うのを兼用にしています。
              (最近の普通の帯締は5尺(約150cm)のようですが、土田にはちょっと長いのです)


              今はわざわざお店までいかなくてもホームページから買えるようになっています。
              お店まで行って買ういいところは
              実際に現物を見て買えることと
              長巻きの真田紐を実際に切って、端の始末をしてくれるのを見れるところかも・・・。

              ホームページを見ていると
              組紐というものがいろいろなところに使われている事に気がつかされます。
              ちょっとのぞいてみるといいと思います。おすすめします。

              伊藤組紐店
              address:京都府京都市中京区寺町六角北西角
              tel:075-221-1320
              open hour:10:30〜18:00
              closed : 無休


               
               

               
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              友禅足袋ー分銅屋足袋

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                京都に行く度に買っている分銅屋の友禅足袋。
                もちろん今回も買ってきました。
                着こなしの中にも何度となく出演していますが、
                本当にかわいいし、
                単色の柄ものだから比較的どんな着物でもあわせやすいのかもしれません。
                見た目だけでなくて、
                土田の足にあうのか、吸い付くようにぴったりフィットします。
                人によっては細身すぎると感じるかもしれません。
                でも、シワシワの足袋は野暮ったい。

                欲張って二組くらい買ってしまおうかとも思ったのですが、
                踏みとどまり、次の機会の楽しみにとっておくことにしました。

                初めて買った黄緑色はすり切れて
                たくさん履いているから淵がすり切れてきています。
                まだまだボロボロになるまで履きますけどね

                買うと入れてくれる袋がまた素敵です。
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                今回はこんな色柄です。ちょっと渋め。たまにはピンクもいいのかもと思いつつも・・・。
                08022002.jpg

                創業百四十年近くになる老舗です。
                いつか白足袋のオーダーメイド頼んでみたいです。
                でも頼むなら家の近く東京の足袋屋さんに頼むのもいいのかなあ・・・。

                分銅屋足袋
                address:京都市中京区三条通堺町角
                tel:075-221-2389
                open hour:9:30〜18:30
                closed : 日曜日・祝日

                 
                 

                 
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                柏餅ですよ。

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                  たまたま、お会いするお友達が誕生日が近かったので
                  心ばかりのプレゼント。

                  何をあげているかさえも予想がついてしまうくらい
                  最近はワンパターンにも手ぬぐいばかりあげている気がします。
                  まあ、風呂敷と手ぬぐい推進委員ですから
                  これからもプレゼントに使うことも多いと思います。

                  手ぬぐいを売っている店に行くと、
                  季節を先取りしている柄が沢山おいてあります。
                  (まあ、季節の関係ない定番柄がおいてある場合もありますけどね。)
                  だから、いつ行っても手ぬぐい屋さんは飽きません。笑

                  そこでつぼだったのが
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                  柏餅!!!(よく見ると餡の出具合がちょっとずつ違っています。)
                  だって、柏餅柄なんて手ぬぐい以外に見たことないですよ。
                  今月初めの雛祭りが終わり、もう桜も咲き始める季節、
                  桜が散ったら今度は端午の節句。柏餅の季節ですよね。
                  ちなみにこちらは、濱文様さんの手ぬぐいです。
                  さくら柄のをいただいて使っているのですが、肌触りが気持ちがいいので
                  捺染もありかなあ〜と思いなおしているところです。

                  関係ないけど柏餅。大好きです。
                  というわけで、この手ぬぐいを贈ることにしたのでした。
                  あげる前に電車の中でささっと撮影しました。(皆さんにもお見せしたかったので)
                   
                   
                   

                   
                   

                   
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                  白塗り

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                    鳥取の後は京都に行ったのですが、
                    京都はやっぱり着物の本場って言うような感じがすますよね。
                    なんと言っても和服が似合う町ですもの。

                    で、やっぱり京都と言えば舞妓ですよね〜
                    今までやりたいな〜と思いながら出来ずにいた
                    舞妓遊びをしてきました。

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                    と言ってもお座敷で舞妓遊びをしてきた訳ではないです。
                    自分が舞妓に変身の巻。
                    そうです!これ全部土田です。はずかしげもなく。爆笑
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                    白塗りだからよくわからないと思いますけど。笑
                    お世話になったのはぎをん彩


                    とっくに舞妓の年齢は通り過ぎているのでどうなの?って感じもしますけど
                    お店の人曰く、
                    お客様のほとんどがそうですよ。ってことでした。
                    なるほどね。中高生でもなければそういうことになりますよね。

                    時期的に春休みなのか大学生らしき3人組や、
                    娘の舞妓姿をみたいということで親子でいらしていたりしました。


                    半鬘(かつら)なので自然な感じです。
                    最近の舞妓体験ができるところは半鬘が多いようです。
                    鬘は重いですね。首がぐらぐらしました。

                    着物は普段着ているほうだから、何ともないし
                    ぎゅーっと締められてもまあなんてことないのですが、
                    全然襟の抜き方が違いますよね〜
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                    ちょっと後ろの襟がグチャってなっているのが気になってしまいます。職業病的?

                    帯は作り帯でした。
                    本当の帯だったら、男性の力じゃないとむずかしいらしい。
                    そういえば、舞妓さんの着付けは男衆(おとこし)と呼ばれる男性の仕事。
                    こちらの変身舞妓処では
                    ヘアメイクさんが手早く着付けしてくださいました。
                    ワンピースタイプの肌襦袢着て
                    メイクして、ヘアもやってもらい、
                    着物と帯を選び
                    それを着せてもらい、
                    すぐに撮影です。
                    着物をとって、そのメイクを落として着替えて
                    写真をもらうまで
                    2時間から2時間半くらいです。


                    屋内でのスタジオ撮影の4カットのほかに、
                    坪庭があり、そこで手持ちのカメラで撮ることができます。
                    maiko06.jpg

                    基本プランで、CD-Rに写真データを焼いたのをもらえるオプションをつけました。(もの好きな・・・)
                    追加料金で外に出て散策も出来たりするらしいですが、
                    一人で来ていた土田は坪庭でカメラマンさんに持参のデジカメで写真を撮ってもらうので十分すぎでした。


                    あまり似合ってないなって気がしましたし、一度で十分かもしれませんが、
                    やってみてよかったです。
                    皆さんもいかがですか?

                    一応着物ネタでした。
                     
                     

                     
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                    たくみ割烹

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                      紹介するか否かちょっと迷っていたのですが、

                      あまりにもストライクだったので
                      やっぱりご紹介。
                      一つ前の記事でも触れていますが、
                      たくみ割烹
                      でご飯をいただきました。


                      食べたのは因伯牛のすすぎ鍋(しゃぶしゃぶ)と鳥取の郷土料理のコース。
                      写真のコメントは料理の感想になってしまうんですが、
                      注目していただきたいのは、使われている器たちです。
                      それもたくみ工芸店で売られているものです。

                      お刺身は山陰の海の幸はどこでも新鮮でプリプリしています。
                      08021708.jpg

                      貝もおいしかった〜 とっくりも素敵でした。
                      08021709.jpg

                      ハタハタの塩焼きも脂がのっていました。
                      08021710.jpg

                      いい肉でしょ!因伯牛。これをしゃぶしゃぶして食べたのです。
                      本当にちょっと鍋にくぐらせるだけで十分!
                      これは器見えないですね・・・。
                      08021711.jpg

                      締めはラーメンにしてみました。肉のお出汁が出て美味しかったです。
                      あくまで器を見てね〜。
                      08021712.jpg

                      鳥取と言えば、梨。デザートも鳥取の地のもの。
                      フォークも素敵ですが、器の青緑色の線がきれいでした。
                      08021713.jpg

                      店内は、大皿が飾られていたり、
                      08021714.jpg

                      しょうゆ差しなどももちろん民芸な食器たち。
                      08021715.jpg

                      飾り棚にはたくさんの器が並んでおりました。
                      障子に入っていた細工がかっこ良かったです。
                      08021716.jpg

                      下の段にも。
                      08021717.jpg

                      テーブルもなかなかあいい味でした。
                      08021718.jpg

                      日曜日ということもあり、このフロアにはお客は私一人でした。




                       
                       

                       
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                      鳥取民藝

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                        着物の話から若干離れがち。
                        ほとんど旅行blogでは?なんて声も聞かれそうですが、軸はぶれていません。
                        地のものを愛する気持ちですから。

                        さて、旅の続き。
                        松江の後、安来(やすぎ)に行きました。
                        どじょうすくいと安来節で有名ですが、もっと有名なものがあります。
                        それは足立美術館
                        えっ?聞いた事ないですか?
                        アメリカの日本庭園専門誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』の選ぶ
                        日本庭園日本庭園ランキングにおいて5年連続世界一らしいです。
                        私も実は最近まで知りませんでした。
                        (まあそんな専門誌があるとは!!!って言うのにも関心なんですけどね)
                        知ってから、行ってみたくて仕方なかったんですよ。
                        でもやっぱり大雪でした。
                        雪の庭園も美しくて、いいんですが、枯山水のお庭は、果たしてちゃんと枯山水だったのかさえ不明でした。
                        08021707.jpg
                        しんしんと降る雪の中、松が折れては大変だと雪をかく作業をしていました。
                        それはもう、手の行き届いた立派なお庭ではありました。
                        そして、横山大観コレクション、それから、
                        陶芸館というのもあり、そこには島根県安来市出身の陶芸家・河井寛次郎室や
                        食を中心に書や陶芸などの工芸に才能を見いだした北大路魯山人室なんていうのもありました。
                        趣向の違う素敵な茶室も二つもあります。
                        土田も一服いただいてのんびりしました。
                        茶碗は、島根県かの窯元のものを使っていて素敵だなあと思いましたし、
                        純金の茶釜で沸かしたお湯でお茶を立てて出していただけて長生きしそうです。
                        一言で言うと、本当にすばらしかったです。


                        さてさて、
                        鳥取と言えば砂丘
                        はい、そこでも大雪でした。涙。(もういいの・・。)
                        土田が鳥取で見たかったものは砂丘。
                        砂丘も雪景色とは珍しいけど、雪が降ると一見のゲレンデです。
                        08021704.jpg
                        馬の背と言われる部分までのぼると向こう側は日本海。雪と砂がおりなす風紋。
                        08021705.jpg
                        雪の砂丘でオアシスがなんだか不思議な存在でした。
                        08021706.jpg




                        鳥取ではそれ以外は特に考えていなかったのですが、
                        出発前に流し読みしたガイドブックに
                        鳥取民芸美術館なるものがある事を確認していました。

                        民藝にとっても弱い土田。
                        去年の夏、倉敷に行った時にそれは明らかになりました。


                        ここの一角がすごいんです。
                        鳥取の医者だった吉田璋也が
                        昭和の初め、民藝運動をすすめていた柳宗悦(やなぎむねよし)の民芸理論に共鳴し、作った
                        『鳥取民芸美術館』、隣接する『たくみ工芸店』、
                        さらに隣には生活的美術館『たくみ割烹』があります。
                        美術館には山陰の古い民芸から、日本全国、中国、ヨーロッパなどから収集された民芸品が
                        展示されています。
                        館内はそれほど広くないですし、何とも思わない人が見たら、
                        あっという間に見終わってしまうくらいの展示の量ですが、
                        館内のインテリア、電気のスイッチや、階段などただ古いものって言うだけではない、
                        美しさがあります。
                        静かでゆったりした雰囲気です。のんびりじっくり鑑賞しました。



                        たくみ工芸店は、職人たちの新作発表の場として開設されたようです。
                        鳥取県内をはじめ、山陰、日本各地の工芸品が置かれていて、買う事が出来ます。
                        (海外の物も奥の方にはありました。)
                        グッとくる器の数々。その他にも木工品や因州の和紙やお面など、璋也の理念に基づいたセレクトの物たちが展示販売されています。


                        やっぱりその土地の物を買わねばと!!素敵な食器をいくつか手に入れてきました。



                        艶やかな黒にふちの茶褐色のにじみ方がきれい。
                        石州江津焼
                        08021701.jpg
                        調べきれずに申し訳ないのですが、
                        どうやら一般的に石見焼と言われている物の事のようです。
                        島根県江津市を中心にした石見地方で焼かれている陶器のこと。
                        大きな水がめ(はんど)で有名なようです。
                        石州というと、石州(せきしゅう)瓦でも有名ですよね。
                        (豊富で良質の陶土があるってことでしょう。)
                        石見銀山遺跡が世界遺産登録されてちょっと話題になった、あの辺の焼き物です。


                        発色の良い青がきれい。
                        湯町窯
                        08021702.jpg
                        島根県の玉造温泉の近くの窯。
                        エッグベーカーという物があるのが、特徴的。
                        黄色い優しい感じの物も多い中、
                        澄んだ夜空模様なブルーが美しく、このお皿を選びました。
                        この発色の良い青い釉薬のことを『なまこ』というそうです。
                        鉄が発色剤のになっているらしいです。
                        元々この地域の焼き物は、布志名焼(ふじなやき)とよばれて、
                        江戸時代に松江藩の御用窯として開かれ、
                        先日の記事にもふれた不昧公の好みを反映した茶器が焼かれたりもしていたようですが、衰退していたそうです。
                        そこへ、こちらの窯も民藝運動の代表的な陶芸家、
                        河井寛次郎、浜田庄司、バーナード・リーチの指導のもと
                        新民藝として、復興したようです。
                        何となく北欧風な感じもします。
                         
                         
                        緑と黒のコントラストが、かわいい。
                        因州・中井窯
                        08021703.jpg
                        この緑と黒の掛け分け見た事ある方も多いのでは?
                        吉田璋也の指導によって
                        新作の民芸に取り組んだ牛ノ戸窯の脇窯として始まったようです。


                        すべて愛用中の品々です。


                        そして、
                        美術館の延長。物の美しさを眼や心で鑑賞するばかりではなく、
                        使ってみて、その美しさを味わってもらうため、生活的鑑賞をする美術館
                        たくみ割烹』。
                        地の物をうまく食べる祖先からの長い経験から知り得た伝統的な調理方法による
                        鳥取の季節料理と
                        この地方の資材を新しい知識と智恵で
                        いかににおいしく食べるかという料理を提供している
                        美しい器物でうまい食事をという施設だそうです。
                        吉田璋也。すごい方です。
                        土田もこちらで、とってもおいしいお肉いただいちゃいました。笑

                         
                         

                         
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