今まで気になっていたのにもかかわらず、
見に行けなかった寄席。
やっと見に行ってきました。
場所は新宿、
末廣亭。
その時の着物は
こちらから。
予約制でもなく、
全席自由席、そして、昼よる入れ替えなしの興行のため、
昼の部(12時〜)から入ってしまえば、
大人2700円で
夜の部の終わり21時まで、ぶっ通しでみれてしまいます。
十日毎に出演者を替えて興行していて、
毎月1〜10日を上席(かみせき)、
11〜20日を中席(なかせき)、21〜30日を下席(しもせき)と呼ぶそうです。今回は中席。
また、大の月(12月を除く)の31日と12月29日は
『余一会よいちかい』と称し、特別企画による興行をしているそうです。
また、土曜日の夜21時半から23時までで深夜寄席という物もやっているそうです。
こちらも気になる。
ま、という訳で、11時20分くらいから並んでみたりして。
おじさま、おばさま達が多かったのですが、結構並んでいました。
江戸以来の寄席の伝統を重んじている、雰囲気があるところです。
アルコール飲料以外の飲食は自由。
お昼ご飯を新宿伊勢丹の地下で買ってきました。
日本橋弁松総本店の魚河岸弁当は新宿伊勢丹限定らしいです。
ご飯の上に盛りだくさんの茶色いおかず達。
こちらの特徴は、甘辛で濃ゆい味付けは江戸っ子好みらしく、
この味を守り続けているそうです。
確かに甘辛で濃いめです。
でもおいしかったです。
今日のおやつは
ピエール・エルメのピスターシュ、ピスタチオのマカロン。
初の寄席の感想は、
落語が多く 昼・夜各席十八組位の演芸のうち、十一組ほどが落語、
あとは漫才、奇術、曲芸、俗曲など、様々な色物ぞろい。
めくるめく、高座に現れては消えて行く芸人さん達に
長時間でしたが、全く飽きる事はなく釘付けでした。
落語は、日本語のたのしさも感じられるし、
手ぬぐいや扇子が全く違う物になる、
本当に吸い込まれるかのようにのめり込んで行きました。
特に感動的だったのは、紙切り。
紙切りって小さいときテレビでも釘付けになっていた記憶がありますが、
まさか生で見れるとは。
本当にその場でリクエストに答えて切るんです。
すごい芸当です。
実のところ、歌舞伎よりはまりそうな予感です。
演目が変わるたびにとは難しそうですが、
来月また行きたいと思います。